◆ISO26000

 ◆社会的責任に
   関する円卓会議

ISO26000

 社会的責任規格ISO26000とは、社会を構成するあらゆる組織がその社会的責任とはなにかを特定し、実施していく上で適用することができるガイダンス文書です。2010年11月1日、ISO(国際標準化機構)から発行されました。

 この規格は、「持続可能な社会の実現」は、もはや単独のセクターでは成し得ず、多岐にわたるステークホルダーがその解決に協働して取り組まねばならないという考え方から、マルチステークホルダー・プロセスによって開発されています。NPOも他のセクター(政府・産業界・労働界・消費者・研究者などその他)と並んでステークホルダーの一つとして位置づけられ、ISO規格としては初めて、このような幅広いセクター代表の参加と対話と合意に基づく策定プロセスがとられました。

 NNネットでは、NPO/NGOの代表協議者の会議への参加をサポートし、NPO/NGO総体としての意見を広く議論する場を持ってきました。引き続き、学習会やセミナーの開催、出版事業などを通して、より多くの人たちへSRの概念の浸透や、発行後のISO26000の普及に努めていきます。

<ISO26000について参考にしていただけるNNネット関係サイト>

ISO26000について  堀江良彰(難民を助ける会事務局長 ISO/SR国内委員)
  ISOってなに? ISO26000には、これまでのISO規格にはない大きな特徴がいくつかあります ・・・

ISO26000時代の企業とNPO(1)  田村太郎(ダイバーシティ研究所代表理事)
  ISO26000はNPOにこそ重要。 ISO26000の登場は、非営利組織(NPO)にとって次の3つの視点から歓迎すべきものと筆者は考えている・・・

ISO26000時代の企業とNPO(2)  黒田かをり(CSOネットワーク共同事業責任者 ISO26000策定NGOエキスパート、ISO/SR国内委員会委員)

 2010年11月1日にISO26000(国際標準化機構 社会的責任規格)がついに発行の日を迎えた。策定開始から6年近くかかったが、規格策定の検討開始は2001年にさかのぼる。・・・

 

NNネットでは 2010年11月1日 「ISO26000発行お祝いの会」を開催しました。
*「お祝いの会」にてNNネットへ向けてお寄せいただいたコメントをご紹介します*

浅野幸子さん
(全地婦連)

消費者セクター
ISO26000発行、おめでとうございます。
同じ「非営利・市民セクター」として、NNネットの皆様からも学びながら、SR普及を考えてみたいです。

長見萬里野さん
(日本消費者協会)

消費者セクター
社会的課題の解決には企業を巻き込むことは非常に重要。セクターごとの縦割りでなく、横割りで連携すること。途上国も含めて、世界はそのように動いていることを知って欲しい。


熊谷謙一さん
(国際労働財団)

労働セクター
ISO26000の起草委員会での5年は長いようで短かったが、みなさんのご協力で、何とか、『7つの原則』『7つの主題』そして『ステークホルダ参加による実践』という構図を描くことができたと思う。

でもこれは一つのサイクルの終わりで、活用に向けての新しいサイクルが始まっている。起草委でのデッドロックのとき、NGOの若い仲間が「2020年の世界のことをイメージして頑張ろう」と励ましていたのを思い出す。新しい規格の成功はステークホルダーの活動にかかっている。 『みんなで頑張りましょう』


青木修三さん
(環境経営学会、帝京大学 経済学部 教授)
人類社会の持続可能性を確保するためには、21世紀の世界は、20世紀とは違ったものでなければならない。

困難なISO26000の開発過程で、NPO・NGOグループが果たした役割はきわめて大きかった。しかし、今後、これをあらゆる組織に浸透、普及させて行くためのより難しいプロセスにおいて、NPO・NGOの果たす役割はさらに大きいものがあるだろう。また、そうでなければ存在意義自体が問われることになろう。

大津幹太郎さん
(奈良NPOセンター)

NNネット会員
ISO26000の策定時には、多くの人がコメントを出して参加できるなど、開かれたプロセスだったことがよかった。策定して発行することがゴールや目的ではなく、今後は地域社会でどのように普及させ使っていくかが大切。

これからの企業のCSR報告書はSR報告書へ、そしてISO26000の引用、活用を積極的に進めてもらいたい。 出来れば市場で普及しているISO9000(品質)+ISO14000(環境)にISO26000(SR)を加えた3本柱=合計 ISO49000が理想的な企業への道とPRしたい。

横田能洋さん
(茨城NPOセンター・コモンズ)

NNネット会員


記念すべき日に立ち会えて光栄でした。

多くの人の想いでできたガイドラインを、人類の明日の幸せに生かすため多くの人に知らせ、地域SRの推進に精いっぱい 取り組みたいと決意を新たにすることができました。

ついにきた、宇宙福祉の時代。

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